きまぐれ日記

日々の記録です

容疑者Xの献身 キャラメルボックス


初演は見られなかったのですが、原作を読んでいるので、ストーリーは知っている状態での観劇でした。
以下ネタバレありなのでご注意下さいm(__)m







まず、現代劇だけど、ダンスがなかったです。
そして、いきなり最初から衝撃的なシーンが。花岡親子が富樫を殺害してしまうところ。
普段ミステリー小説も好んで読むし、テレビドラマでも見るけど、舞台はすぐ目の前で行われているので、とにかく迫力が凄かったです。
演技だと分かっていても、ゾクッとしました。
シリアスな流れな中でも刑事チームのお三方や、お弁当屋のお二方など、笑ってしまう場面もわりとあり、重苦しくなり過ぎず進んでいきます。
それと対照的だったのが、石神役の近江谷さん。終始淡々とした感じで、特に電話で会話している場面が、なんか怖かったです。
それだけに、最後の慟哭が心に響きました。